育てるように使って、染めて、また一緒に。

ずっと使ってきた、お気に入りのエプロン。

はじめは真っ白で、「ちょっとよそ行き」な気持ちで着ていたのに、

気づけば毎日のように着ていて、だんだんとシミや汚れが目立ってきて…。

なかなかシミも落ちなくなってきた・・・

それも思い出といえばそうなんだけど、

「そろそろ着るのをためらっちゃうな…」という気持ちもあって。

そんなタイミングで、思い切って染め直してみることにしました。

お願いしたのは、大阪で草木染の活動を行うWUYさん（https://wuy7.com/）。

しかも染料には、ローカル食堂アンド・ココチで毎日出るコーヒーかすを

メインに使ってもらいました。

ふだんなら捨ててしまうコーヒーかすが、やわらかいブラウンに染め上げてくれて、

まるでエプロンが「おかえり」って言ってくれているみたい。

なんだか、また一緒に暮らしていける気がして、うれしくなりました。

これからは、こんなふうに大切な一枚を「育てるように」付き合えるように、

&cocochiでもアフターケアのサービスを始めていきたいと思っています。

“もう終わり”じゃなくて、“ここからまた”という選択肢を。

そんな循環がもっと自然になったらいいなと思っています。