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リネンと暮らす、わたしの手入れ方法


—洗って、干して、また着たくなるまでの時間。





1. はじめに

リネンを着る日は、すこしだけ気持ちが整う気がします。風を通して、光を含んで、また肌に馴染むまでの時間も含めて。&cocochiでは、毎日をともにできる布としてリネンを選んでいます。

ここでは、わたし自身が日々行っている、シンプルでやさしいお手入れの方法をご紹介します。



2. 洗うということ

・ 洗濯は、ネットに入れて中性洗剤で。洗濯機でも大丈夫。わたしはいつもネットに入れて、おしゃれ着用の中性洗剤を使っています。漂白剤や柔軟剤は使いません。香りも、仕上がりも、布そのものの風合いを楽しみたいから。


・ 洗いすぎない。だけど気持ちよく。汚れがついたときはすぐに水洗いしておくだけでも十分。使った日の夜に「ただ水を通すだけ」の洗い方も、リネンとは相性がいいようです。


3. 干すということ

・ 風と光で整える。脱水は短めに。軽くシワを整えて、形を整えて干す。わたしは、天気のいい日なら屋外で。陰干しが基本だけれど、少しだけ陽に当てるのも気持ちいい。


・ ハンガー干しで“着る前の準備”も。ハンガーで干すと、シワが自然と伸びて、アイロン要らず。ふとんばさみやピンチではさむより、肩を包むように干すと、形がきれいなまま乾きます。


4. アイロンや保管のこと

そのまま着るのも、しわをのばすのも、気分次第。リネンは、しわすらも表情になる素材。きっちりと仕上げたいときは、アイロンを中温で軽く当てています。霧吹きを使うと、よりふっくら仕上がることも。


・ 保管は、風通しのいい引き出しやクローゼットに。乾いたあとは、たたんでしまっておくだけで大丈夫。お気に入りの香り袋をそっと入れておくと、着るときにふわっと香ってうれしいです。



5. おわりに

手をかけすぎなくていい。でも、ちゃんと関わってあげると、リネンはこたえてくれる布です。

洗って、干して、また着たくなる。わたしにとってリネンは、ただの衣服ではなく、「暮らしのリズム」みたいな存在です。

どうか、&cocochiのリネンたちも、あなたの暮らしに寄り添いますように。

 
 
 

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